「義経」最終回、見ちゃいました…
【一部事実誤認の既述があったので、訂正しました(指摘してくださった方々ありがとうございます)】
こんばんは、管理人です。
前にここで宣言した通り、冬コミ落ちたのをいいことに(?)現在家の中の大掃除中です。
しかし、パソコンやっているときとは明らかに脳味噌の使っている部位が違うためか、いつもは使わない筋肉を使っているためか、大体一日のノルマを終えると眠くなります。
ここ2日ほどブログ更新していなかったのもそのため。
どうもすみません。
でも、今年はカーテンを洗って、畳も拭いたし、カーテンレールも磨いたよ!
我ながらエライなぁ、と思ってます。(←いつもがやらなすぎなんだってば…)
さて、そんな中ですがとうとう今年の大河も最終回を迎えましたね。
日曜のお昼頃、書類を整理していたら携帯に組!ファンの友人からメールが入ってきまして、「義経のラスト、スゴイから絶対見て!」という内容にふと心を動かされ、夜009部屋の更新をしながら見てみました。
「いやー、ホントにすごかったね!」
とは放映が終った9時ちょっとすぎに私が友人に返信したメール。
何がすごいって、あの義経が首に刃を立てた次の瞬間、画面が光ったと思ったら、いきなり義経が篭っていた持仏堂の屋根が大音響とともに吹き飛び、中から一条の光の柱が!
そして夜空に舞う白い馬の影。
…何事か、と思っちゃいましたよ。(汗)
いや、最終回開始直後からいきなり上戸彩が出てきて「戦をしちゃいけないよ!」などとお約束のセリフを述べたり、電車男クンこと伊藤淳司君演ずる喜三太と上戸彩の役の女の子との最後にとってつけたような淡い恋エピとか、寄せてくる藤原氏の討手にたった6人で立ち向かうは、喜三太の最期はまるでベルばらだったし(ただでさえ味方が少ないのに自分まで戦線離脱したら、その間に殿が討たれちゃうよ、弁慶)、ナンちゃん、ラストにカニのマネはどうだろう、とか。
とにかく一から十まで突込みどころ満点でそれはそれは楽しかったんですが、義経の最後にあんなイリュージョンが仕掛けられているとは!!!
白い馬のとこには思わず日本武尊が死んで能煩野に葬られた後、陵から白い鳥が飛び立った、っていうあのエピを思い出しましたが…、なんかねぇ。(溜息)
ちなみにヤマトタケルなら白鳥ですが、ヤマトタケシならダイバダッタのおっさんだったな、といらん事まで連想しちゃう管理人。(レインボーマンなんて、一体ご来訪者のうちのどのくらいがご存知なんだか…)
そして分かった事が一つ。
「NHK,去年の『源さん死す』での失敗が教えてくれた教訓、全然生かせてないな」
おまけに義経が死んだ後も延々後日談みたいなのやって、緊張感まるでなし。
ホント、ある意味最後まで笑えて面白かったです。
月曜に出た結果では「新選組!」の方が最終回単独の数字は良かったそうだけど、平均視聴率では負けたとか。でも、別にそんなの気にしない事にしました。「新選組!」のことは私たちファンがいつまでも語り継いで行きますから。記録よりも記憶に残る作品なのは、今もファンもスタッフも熱いのがいい証拠。
為次郎兄さんの言を借りるなら、「100年後、200年後の人々が」判断してくれる、と思いますよ。
こんなことなら、スタパで撮影待ちの間の暇つぶしに見ていた昔の大河「源義経」の最後の方がもっと壮絶だった。
見れたのは緒方拳演じる弁慶(!)が立ち往生しているシーンだけだったけど、すごく悲愴な感じが見ているこちらにまで伝わってきました。
前に中村吉右衛門さんが弁慶で、川野太郎が義経っていうキャストでNHKが水曜時代劇やっていたけど、あれも良かったなー。
と、いう訳で可哀相な義経のことはあっという間に忘れた管理人は、その後引き続き始まったシルクロードで堺さんのコスプレに大いに胸をときめかせていましたとさ。
いや、マジメに良かったですよ、コスプレ。
案外、似合っていたし。
番組の内容もなかなか面白かった。
長安―西安の過去と現在、未来についてだったのだけど、彼の地に吉備真備公園があるなんて知らなかったです。
堺さん演じる井真成は吉備真備や阿倍仲麻呂と同じ遣唐使船で唐に渡ったとか。
日本史と中国史が一種幸福な形で相交じり合う頃ですね。
西の市を歩きながら、李白の詩「少年行」を口ずさむ堺さんもよかった。
ちょっとだけまた漢詩を紐解いてみるのもいいかな、と思わされましたもん。李白とか杜甫とか。
目にも鮮やかな唐三彩を映した後で、光ファイバーの製造工場の様子に変わった瞬間は一番印象的でした。
今、中国はかつての長安の繁栄を西安に再現したいと猛烈な勢いで取り組んでます。
西の市も今の佇まいは取り壊されて数年後に近代的な一大ショッピングセンターに生まれ変わるとか。
でも、あんまり近代化を徹底せず、古都としての在り様も残しておいたほうが趣があっていいんじゃないか、と思うのは日本人が陥りやすい郷愁とか懐古の念ってやつですか?
長安という名を聞いて思い出されるものがあったので、本棚を漁って昔よく読んだ本を探してきました。
文春文庫から出ていたもので「読書と私」という小説家さん29人から寄せられたエッセイで構成されているんですが、池波正太郎や黒岩重吾、杉本苑子、新田次郎、吉行淳之介、と言った名前からして錚々たるメンバーが連なっているこの本のトップ。
苗字の五十音順で配置されたのは井上靖氏。
で、氏が終戦時に持っていて原稿を書いた時点でもまだ手元に置いていた本は3冊だけ、という書き出しで挙げられた作品の最後が「長安の春」という石田幹之助という中国史で博士号を取った研究者が著したものだったのですが、この本について述べている下りを読むといかに氏が愛読しているか良く分かると同時に、中国古代史に少なからず興味のある身としては一度読んでみたいなぁ、と読書欲をも書き立ててくれます。
井上氏は古代中国に題材を取った作品を幾つも世に出してますが、その中で長安の町を何度と無く取り上げた際にはこの「長安の春」で抱いた憧れをもとに楽しみつつ書いたとか。
確か最近新聞か何かで「長安の春」の名前を見たと思ったんだけど…、一体なんでだったんだろう?
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